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北海道文学館のたくらみ(6)

書き方の変更

○(財)北海道文学館副理事長/北海道立文学館館長・毛利正彦の文章
 私はこれまで、大きく二つの方針を立てて、「北海道文学館のたくらみ」を書いてきた。一つは、神谷忠孝、毛利正彦、平原一良以外の文学館関係者については、実名を明らかにすることなく、ローマ字書きの頭文字で書くことである。
 
 二つには、「北海道文学館のたくらみ」を昨年(2006年)の12月28日から載せ始めたわけだが、亀井志乃が北海道文学館の理事や評議員に送った文書を引用し、分析する方法を取ってきた。
 もちろん神谷忠孝をはじめ北海道文学館の幹部職員が亀井志乃に渡した文書で、それが私信でなく、公的な文書と扱い得る場合は引用し、検討するつもりだった。しかし、神谷忠孝ほかの幹部職員は極度に文書で答えることを警戒している。そのため、亀井志乃が神谷忠孝ほかの幹部職員に渡し、理事や評議員に配布したものだけを扱う結果となった。
 
 しかし私は、今年(2007年)1月18日からその方針を変えることにした。同時に、「北海道文学館のたくらみ・資料編(
http://fight-de-sports.txt-nifty.com/wagaya/)」を新たに開いた。
 その理由は、1月17日、毛利正彦が亀井志乃に渡した、次のような文書にある。
《引用》

井志乃嘱託員からの再度の要求・質問について

 財団と館の意思として申上げます。
 平成19年度におけるあなたの再任用にかかわっての要求・質問等には、昨年12月27日に回答いたしました。これ以上、あなたの要求・質問にお答えするつもりはありません。
 こうした要求・質問を私どもに対し行い、一方ではインターネット上の父親のブログで、父娘関係をあえて伏せたまま、根拠のない誹謗・中傷をくりかえし、財団法人北海道文学館及び北海道立文学館並びに関係する個人の名誉と人権を不当に傷つけるあなたの行動は極めて不誠実であり、強く抗議します。
平成19年1月17日
亀井志乃嘱託員 様
                        (財)北海道文学館 副理事長
                        北海道立文学館   館長
                                毛利正彦

 毛利正彦としては、これは、今年(2007年)の1月6日に、亀井志乃が神谷忠孝や毛利正彦たちに渡した、「「任用方針」撤回の再要求」(「資料編」の資料5参照)に対する返答のつもりだったのであろう。
 亀井志乃は1月16日までに、神谷忠孝から回答を貰いたいと要求したのだが、当日までは何の音沙汰もなかった。そして翌17日、毛利正彦から上記のような文章が渡されたのである。

○毛利正彦の文章の後段について
 もちろん亀井志乃としては、こんな一片の紙切れで事を済まそうとする毛利正彦や幹部職員のやり方を受け入れるつもりはない。彼女は1月21日、「とうてい返答の体をなしていない」と、その文書を神谷忠孝に送付し、併せて「神谷忠孝理事長の責任ある回答を要求する」という要求文を送った。今日、同じものを、毛利正彦ほかの幹部職員に送った、という。理事や評議員にも近日中に、送られるだろう。

 その全文は、いずれ資料編に掲載する予定だが、亀井志乃が先の文章の後段をどのように分析し、批判していたか、その箇所を紹介しておきたい。なるほどこの程度の文章しか書けないのじゃあ、文学館の幹部連中が文書による回答を避けたがっていたはずだ。そんなことまでよく分かるからである。
《引用》

1、この文章は、文章の構成が稚拙で、内容は混乱に満ちています。念のために引用しましょう。

 「こうした要求・質問を私どもに対し行い、一方ではインターネット上の父親のブログで、父娘関係をあえて伏せたまま、根拠のない誹謗・中傷をくりかえし、財団法人北海道文学館及び北海道立文学館並びに関係する個人の名誉と人権を不当に傷つけるあなたの行動は極めて不誠実であり、強く抗議します。」(下線は引用者)

 なぜこの文章の構成が稚拙かと言いますと、毛利正彦氏は、私が下線を引いた箇所全体を、「あなたの行動」にかかる連体修飾句としているからです。4行にも及ぶ長い1文の中で、主語を文末近くに置く。その主語に長大な連体修飾句をつけている。
 しかも、「あなたの行動」という主語の述語は、「極めて不誠実であり」まででしかない。それに続く「強く抗議します。」の主語は明示されていません。

2、このように文脈を整理してみますと、毛利正彦氏が言う「私ども」(毛利正彦文学館長を含む、北海道文学館の幹部職員?)に対して、私(亀井)が質問や要求を出すことは、「財団法人北海道文学館及び北海道立文学館並びに関係する個人の名誉と人権を不当に傷つける」ことになるらしい。毛利正彦氏は、私がこれまで渡した文書のどこから、そういう認識を導き出したのでしょうか。
 神谷忠孝理事長もこの「返答」を支持するのであるならば、毛利正彦氏に代わって、私の文章から該当箇所を具体的に例示して下さい。

 
私の立場から言えば、寺嶋弘道学芸主幹の私に対する言動こそ「個人の名誉と人権を不当に傷つける」パワー・ハラスメント以外の何ものでもありません。私は具体的な事例を挙げて、そのことをアピールしました。ところが、毛利正彦氏を含む文学館の幹部職員はそれに対する具体的な反証、反論を示すことなく、一方的に「パワー・ハラスメントはなかった」と結論し、外部の第三者にまでそのように説明している。これは寺嶋弘道学芸主幹と共犯的な関係を結んで、私の名誉と人権を不当に傷つける行動と言うほかはありません。毛利正彦氏はその点を頬かぶりして、あたかも自分たちのほうが被害者であるかのような言い方をしている。これは事態の本質を誤魔化そうとする、姑息なすり替えです。
 
3、次に、毛利正彦氏の作文した長大な連体修飾句によれば、私・亀井志乃が「一方ではインターネット上の父親のブログで、父娘関係をあえて伏せたまま、根拠のない誹謗・中傷をくりかえし」ていることになるらしいのですが、私はそのようなことをしていません。毛利正彦氏は何を根拠にそう言うのか。もしそれを示すことができなければ、毛利正彦氏こそ「根拠のない誹謗・中傷」を行っていることになる。
 
そもそも寺嶋弘道学芸主幹の私に対する言動こそ「根拠のない誹謗・中傷」のくりかえしだった。その点を忘れてはなりません。また、その点から目を逸らさせるような言い方は許されません。

4、さて、毛利正彦氏の文章の拙さには目をつぶって、毛利正彦氏はじつは私の父・亀井秀雄を主語として、「一方ではインターネット上の父親のブログで」以下を言いたかったのだ、と考えてみましょう。
 確かに私の父・亀井秀雄は、「この世の眺め――亀井秀雄のアングル――」というブログで、平成18年の12月28日から何回か、北海道文学館の問題に言及しています。しかし私の見るところ、父・亀井秀雄は根拠のあることを書いているだけであって、決して「根拠のない誹謗・中傷をくりかえし」ているわけではない。もし毛利正彦氏が、亀井秀雄は「根拠のない誹謗・中傷をくりかえし」ていると考えるならば、毛利正彦氏が自分たちの具体的な、根拠ある事実を挙げて、それを証明しなけばならないでしょう。

 
また、神谷忠孝理事長も毛利正彦氏のそのような見方を支持するのであるならば、毛利正彦氏に代わって、具体的な事例を挙げ、それに即して亀井秀雄が「根拠のない誹謗・中傷をくりかえし」たことを証明して下さい。それができないならば、毛利正彦氏は私の父・亀井秀雄に対して「根拠のない誹謗・中傷」を行ったことになります。

5、また、毛利正彦氏は私の父・亀井秀雄のブログについて、「父娘関係をあえて伏せたまま」などと、何か不当な書き方をしているかのごとく匂わせていました。しかし、父・亀井秀雄は、北海道文学館の管理職的な立場の3人については実名を明かすが、それ以外の職員の姓名については、ローマ字書きにした場合の頭文字で表記する、という方針で書いているだけのことです。
 
私の父・亀井秀雄は、私が平成18年10月31日、寺嶋弘道学芸主幹のパワー・ハラスメントをアピールした時期、ブログでその問題に言及することはしませんでした。北海道文学館の幹部職員のまっとうな対応を期待していたからでしょう。
 また、私の父・亀井秀雄は、平成18年12月6日、私が来年度の雇用に関して、毛利正彦文学館長から実質的な解雇通告を受けた時も、ブログで取り上げることはしませんでした。私がその通告に対して、12月12日、北海道文学館の幹部職員に、「毛利正彦館長が通告した「任用方針」の撤回を要求する」を渡した時も、ブログで言及することは控えていました。まだ何ほどか北海道文学館の幹部職員の誠意を期待する気持ちが残っているからだ、と私は理解しています。

 
しかし、平成18年12月27日、毛利正彦文学館長と平原一良副館長が私に対して、極めて不誠実な「回答書」を返した。その翌日から、父・亀井秀雄はブログで北海道文学館の批判を開始しました。
 私としては、至極当然な対応だと思っています。

 
ただ、父・亀井秀雄はこの事態に対する一定のスタンスを保つため、寺嶋弘道学芸主幹以下の職員の名前は出さない方法を取ったものと理解しています。しかし、年が明けて、平成19年1月17日、毛利正彦氏から私に渡された「亀井志乃嘱託員からの再度の要求・質問について」は、明かに私を愚弄するだけでなく、父・亀井秀雄を愚弄する文言で書かれていました。多分父・亀井秀雄は、今後は、全ての人間を実名で名指しする書き方に変えることでしょう。
《引用、終わり》

○毛利正彦文学館長の見境なし
 私はここまで引用しながら、改めて、毛利正彦という人物は本当にものごとのケジメが分からない、見境のない男なんだなあ、と思つた。
 亀井志乃は自分の疑問に思うところや、要求を文章に書き、それを渡して、誠意ある対応を求めている。それ以外のことをしているわけではない。だから、毛利正彦のやるべきことは真っ直ぐにそれに対応することなのだが、父親のブログのことを持ち出し、「強く抗議します」(この文の主語は毛利正彦自身だろう)などと、筋違いの言いがかりをつけている。職場における公人同士のルールというものを知らないのではないか。その無知があの長ったらしい修飾句の文脈の混乱として露呈してしまったわけだ。
 今さら念を押すまでもないだろうが、毛利正彦は、「この世の眺め――亀井秀雄のアングル――」を書いてきたのが亀井秀雄であることを知っていたはずだ。抗議をしたいのならば、私に抗議をすればいい。それなのに、なぜ亀井志乃に「強く抗議する」材料としたのか。

 仕方がない。あの人はそれが筋違いなことも分からないほど、被害者意識にとり憑かれて、取り乱しているのだから。第三者ならば、そう言って、笑って見ていることもできるだろうが、亀井志乃や私にしてみれば、この人、また、いつ何時、妄想たかりになって、筋違いなことを言い出すか分からない。よって、亀井志乃の名を明らかにすることにしたが、そうである以上、寺嶋弘道以下の職員の実名も明らかにする。これが筋と言うものだろう。

(付記。亀井志乃の神谷理事長宛の要求書は、1月28日に、「北海道文学館のたくらみ・資料編」( http://fight-de-sports.txt-nifty.com/wagaya/)に、資料7「神谷理事長の回答を要求する」として載せました。合せてご覧下さい。2007年1月31日午前6時30分)
 

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コメント

ご存知のことと思いますが、下記に設置されている人権相談窓口に亀井志乃さんが被害の申告をなさるようお勧めします。公正なる第三者の関与なくして本件の解決は無理と思われます。

札幌法務局
060-088
札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第1合同庁舎 (011)709-2311

投稿: 直感子 | 2007年1月25日 (木) 23時11分

(財)北海道文学館神谷理事長らとしては、自分達の保身から、寺嶋氏を切り(といっても解雇ではなく配置転換を北海道教育委員会に働きかける。日本の企業が不祥事発生の際よくやるジェスチャーとしての懲戒)、自分たちには何ら落ち度がないことをその筋にアピールし、寺嶋氏と亀井志乃氏を喧嘩両成敗という形にして、本件を葬り去るべく謀るでしょう。私は、もしや神谷氏はご病気かとも考えましたが、『図書新聞』(2007.1.13)に、氏による『小檜山博全集』の書評(内容については本件と何ら関係がありませんので、論評は控えます。)が掲載されており、ご健在のようです。
もっともこういうことをここに書くと、いわゆる自己否定的予言となるやもしれません。

投稿: 直感子 | 2007年1月26日 (金) 03時04分

直感子様

ずっと関心をお持ちくださって、ありがとうございます。様々な角度からのご助言、参考にさせていただいています。

喧嘩両成敗での幕引き。おっしゃるとおり、毛利や平原はそれを計算に入れていると思います。
毛利と平原が、〈寺嶋と亀井の仲たがい〉の形で処理しようとしている。そのことは、亀井志乃も、当初、一度だけ毛利と平原と話し合った時に、気がついたようです。もし〈仲たがい)で処理できるならば、毛利や平原は、〈寺嶋の一方的なパワー・ハラスメントはなかった〉と言い逃れすることができる。毛利と平原が亀井志乃の文書の内容を正面から取り上げることをせず、寺嶋に知らん顔の半兵衛、沈黙を守らせているのも、その計算があってのことでしょう。〈仲たがい)でないことが照明されたら、彼らには都合が悪いからです。
亀井志乃が、毛利の「緊急避難的」という言葉にこだわり、取り消しをさせた。――資料2、資料5――それは、毛利のそういう小ずるい下心を察知したからのようです。

投稿: 亀井 秀雄 | 2007年1月28日 (日) 10時06分

「君達を憎んだりはしない。ただ軽蔑するだけだ。」
これは丸山眞男が全共闘学生に述べたとされる言葉です。
神谷、毛利、平良の諸氏に今この言葉をおくりたい。
東京長期出張で本サイトをなかなか訪問できず、また亀井志乃氏の2月25日の講演を聴けないのが残念です。

投稿: 直感子 | 2007年2月 2日 (金) 21時55分

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